YouTubeの画質別データ通信量(2026)
YouTubeのデータ通信量は、データセーバーで1時間あたり約225〜300MB、480pで1時間あたり約560〜700MB、1080pで1時間あたり約3GBが目安です。YouTube自体は数値を公表していないため、これは通信事業者StarHubの推定とNetflixが公開している画質別の目安にもとづく値です。4Kは桁違いで、1時間あたり7GB以上かかります。実際には、モバイルデータ1GBで低画質なら約3時間、480pなら約1.5時間、フルHDなら約20分視聴できます。

通信量を決めるのは、ほぼ画質設定だけです。同じ10分の動画でも、YouTubeが選ぶ画質しだいで50MBにも500MBにもなり、高速な4Gや5Gの回線では通常、高画質が選ばれます。以下では、解像度ごとの数値、1GBでどれだけ見られるか、YouTubeの画質を低めに固定する方法、旅行先で動画を見るなら買うべきデータ容量を紹介します。

画質別、YouTubeの1時間あたりのデータ通信量
YouTube自体は、解像度ごとのデータ通信量を公表していません。ヘルプページで説明しているのは設定項目(「自動」「高画質」「データセーバー」「詳細設定」)だけです。そのためネット上の数値はすべて推定で、サイトによって大きく食い違うのもそのためです。当サイトで調べたところ、720pの数値は1時間あたり600MBから1.8GBまでばらばらでした。実際の通信量は、動画ごとのビットレート、フレームレート(30fpsか60fpsか)、画面上の動きの多さ、お使いの端末が対応するコーデックによって変わります。
下の表では、当サイトの旅行用データ容量計算ツールと同じ3つの数値(低画質、標準画質、HD)を使っています。これはNetflixが公開している通信量にもとづき、通信事業者Telstraの推定とも一致します(Telstraのページは2026年10月に確認)。中央の列は、StarHubがYouTube向けに示している数値で、2026年10月1日に確認しました。
| 画質 | 1時間あたりの目安 | StarHubによるYouTubeの推定 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| データセーバー / 240p〜360p | 約300MB | 約225MB(240p) | 電波が弱いとき、データ容量が少ないプラン、トーク動画や音楽動画 |
| 480p(標準画質) | 約700MB | 約560MB | スマートフォンの画面での標準設定に適している |
| 720p(HD) | 1.5〜1.8GB | 約1.8GB | 大きめのスマートフォン、タブレット |
| 1080p(フルHD) | 約3GB | 記載なし | Wi-Fi、または速度制限のないデータ無制限プラン |
| 4K(2160p) | 7GB以上 | 約15GB | Wi-Fiのみ |
表の読み方のコツは、画質を1段階上げるごとに通信量がおよそ2倍になること、そして6インチの画面では720pと1080pの違いはほとんどわからないことです。1時間あたりではなく旅行全体の数値を知りたい場合は、渡航先と旅行日数を入力し、利用内容にYouTubeを加えてみてください。
YouTubeは1GBでどれくらい見られる?
表を逆から見ると、計画が立てやすくなります。同じ目安で計算すると次のとおりです。
- データセーバー:1GBあたり約3時間20分
- 480p:1GBあたり約1時間25分
- 720p:1GBあたり約35〜40分
- 1080p:1GBあたり約20分
- 4K:1GBあたり数分
つまり5GBの旅行用プランでは、480pの動画なら約7時間、フルHDなら2時間足らずしか見られません。しかもこれは、地図、メッセージ、写真が使う分を差し引く前の数字です。480pで10分の動画を1日に2本ほど見るだけなら、YouTubeの通信量は約230MBで、ほとんどのプランで問題なく収まります。

旅行に必要なデータは? 有効期間とデータ容量でeSIMパッケージを比較しましょう。
eSIMパッケージを表示YouTube ShortsとYouTube Music
Shorts:画質は同じ、見る時間が長くなる
480pのShortsの1分あたりの通信量は、480pの通常動画とほぼ同じです。違いは見方にあります。フィードは次の動画を先読みし、短い動画なので気づかないうちに40分スクロールし続けてしまいがちです。YouTubeはShortsの数値を公表していないため、TikTokのデータ通信量やリールにも当てはまる、ショート動画フィード向けの通信事業者の推定を使っています。標準設定で1時間あたり約840MB、データセーバーをオンにすると1時間あたり約360MBです。当サイトの計算ツールがショート動画に使っている範囲もこれと同じです。
YouTube Music:音声の数値はGoogleが公表
音声については、Googleが数値を示しています。YouTube Musicアプリでは、モバイルネットワークとWi-Fiで別々に音質を設定でき、各レベルに上限が明記されています。
| YouTube Musicの音質 | ビットレート(Google) | 1時間あたりの最大通信量 |
|---|---|---|
| 「低」(Low) | 48kbps | 約22MB |
| 「標準」(Normal、初期設定) | 128kbps | 約58MB |
| 「高」/「常に高」(High / Always High) | 256kbps | 約115MB |
これは音声のみの数値です。アプリが曲ではなくミュージックビデオを再生している場合は、動画と同じく1時間あたり数百MBかかります。また、アプリの「設定」>「データの節約」(Data saving)には「Wi-Fi経由でのみストリーミング」(Stream via Wi-Fi only)というスイッチがあります。ホテルでプレイリストをダウンロードしておくなら、旅行前にオンにしておくと安心です。ほかの音楽アプリとの比較は、Spotifyのデータ通信量をご覧ください。
YouTubeとほかのアプリの比較
同じ画質なら、YouTubeとNetflixの通信量はほぼ同じです。どちらも解像度に応じて通信量が増えるためです。YouTubeが通信量を食いやすいのは、高速なモバイル回線では初期状態で高めの画質を選びがちで、次の動画を自動で再生し続けるからです。下の数値は、当サイトの計算ツールで使っている1時間あたりの目安です。
| アプリ・利用内容 | 1時間あたりの通信量 | 出典 |
|---|---|---|
| YouTubeまたはNetflix、低画質 / データセーバー | 約300MB | Netflixヘルプ |
| YouTubeまたはNetflix、SD | 約700MB | Netflixヘルプ、Telstra |
| YouTubeまたはNetflix、HD | 約3GB | Netflixヘルプ、Telstra |
| TikTok、リール、Shorts | 360〜840MB | StarHub |
| InstagramまたはFacebookのフィード(主に写真) | 120〜150MB | StarHub、当サイトの計算ツール |
| Instagramのストーリーズとリール | 約600MB | StarHub |
| Spotify、Apple Music | 45〜145MB | Spotifyサポート |
| Googleマップのナビ | 5〜10MB | Telstra、StarHub |
HDのYouTubeを1時間見ると、地図ナビ約300時間分の通信量になります。少ない容量のプランを長持ちさせたいなら、まず見直すべきは動画です。Netflix、Disney+などのサービスについては、ストリーミングのデータ通信量のガイドで詳しく解説しています。
YouTubeが思った以上にデータを使う理由
高速な回線では「自動」の画質が上がる
「自動」を選んでいると、YouTubeは接続速度に応じて画質を決めます。5Gや4G+の電波が強いと、モバイルデータ通信でも720pや1080pを選ぶことがよくあります。2020年の調査で、Opensignalは5Gユーザーのモバイルデータ通信量が4Gユーザーの1.7〜2.7倍だったと測定しており、動画アプリが画質を上げることがその大きな要因です。自宅のWi-Fiでは問題なかった設定が、旅行用プランの容量をあっという間に減らすこともあります。渡航先でどのくらいの速度が出るかわからない場合は、通信速度の本当の意味の解説が参考になります。
自動再生と先読み
動画が終わると、自動再生で次の動画が始まります。また、プレーヤーは再生位置より先の部分も読み込むため、途中で閉じた動画にも多少の通信量がかかります。動きの速いコンテンツ(スポーツ、ゲーム実況、ライブ映像)は、同じ解像度でも人が話しているだけの動画より高いビットレートが必要なので、通信量も多くなります。
同時に動いているほかの処理
データ容量がこれらの数値以上に早く減る場合、原因はYouTubeではないかもしれません。モバイルデータ通信でアプリのアップデートや写真のバックアップが動いていないか、テザリングに誰かが接続していないかを確認してください。eSIMでテザリングを使う方法のガイドでは、ノートパソコンが知らないうちに数GBを使ってしまう仕組みを説明しています。
YouTubeが使ったデータ通信量を確認する方法
スマートフォンはアプリごとにデータ通信量を記録しています。iPhoneでは「設定」>「モバイル通信」で確認できます(出発前に「統計情報のリセット」をタップしておきましょう)。Androidではモバイルデータ使用量の画面で確認できます(Pixel:「設定」>「ネットワークとインターネット」>「SIM」、Samsung:「設定」>「接続」>「データ使用量」)。画面全体の見方は、iPhoneでデータ通信量を確認する方法のガイドで詳しく説明しています。

YouTubeのデータ通信量を減らす方法
1. モバイル ネットワーク使用時は「データセーバー」に設定する
YouTubeアプリでプロフィール写真をタップし、「設定」>「動画の画質設定」の順に進みます。「モバイル ネットワーク使用時」(On mobile networks)で「データセーバー」を選びます。「Wi-Fi使用時」(On Wi-Fi)は「自動」または「高画質」のままにしておきます。この設定ひとつで、モバイルデータ通信で見るすべての動画の画質が抑えられるので、1本ずつ調整する必要はありません。出発前夜に変えておきたい設定です。
2. 1本の動画だけ画質を下げる
動画の再生中に歯車アイコンをタップし、「画質」(Quality)>「詳細設定」の順に進んで、480pまたは360pを選びます。「データセーバー」では画質が粗すぎるけれど、標準の設定は変えたくない動画に使える方法です。
3. 自動再生をオフにする
YouTubeの「設定」で(またはプレーヤー内のスイッチで)「自動再生」(Autoplay)をオフにします。こうすると、次の動画が勝手にストリーミングされず、操作するまで待機します。
4. Wi-Fiでダウンロードしてオフラインで見る
YouTube Premiumでは、動画をダウンロードして後で見ることができます。ホテルや自宅のWi-Fiでダウンロードしておけば、電車や飛行機の中でモバイルデータを使わずに視聴できます。YouTube Musicのプレイリストも同じようにダウンロードできます。
5. 端末の節約機能を使う
iPhoneでは、「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」で「省データモード」をオンにします(デュアルSIMの端末では、先に旅行用eSIMの回線を選んでください)。Androidでは、「ネットワークとインターネット」で「データセーバー」をオンにします。どちらもYouTubeだけでなく、すべてのアプリのバックグラウンド通信を減らします。

海外でYouTubeを見るなら、どれくらいのデータを買うべきか
普段の1日の使い方を基準にして、そこに動画の分を上乗せします。当サイトの計算ツールの「標準」(moderate)プロファイル(地図、メッセージ、1時間のSNS、短いビデオ通話)では、一般的な旅行者の通信量は1日約1.3GB、7日間で約9GBです。これに1日1時間の480pのYouTubeを加えると、合計は約15GBになります。その1時間を1080pにすると、30GBを超えます。
たとえば日本に1週間滞在する場合、2026年10月1日時点のZyesimsの価格では次のようになります。
| 視聴スタイル | 7日間のデータ通信量 | 合うプラン | 価格 |
|---|---|---|---|
| YouTubeはほとんど見ない | 約9GB | Japan 10GB、30日間 | $8.99(米ドル) |
| 480pで1日約1時間 | 約15GB | Japan 20GB、30日間 | $13.99 |
| HDで何時間も見る、またはノートパソコンにテザリング | 30GB以上 | Japan Unlimited Premium(速度制限なし)、7日間 | $15.49 |
動画目的でデータ無制限プランを買う前に確認しておきたいのが、1日あたりの高速通信容量が決まっているプランが多いことです。たとえば当サイトの標準のJapan Unlimitedは、1日1GBまで高速で、それを超えると低速になります。低速時の具体的な速度はプロバイダーが公表していないため、動画ではなくメッセージや地図に使う前提で考えてください。Premiumプランには1日あたりの速度制限はありませんが、個人利用を前提としたネットワークのフェアユースポリシー(FUP、公平な利用のための規定)には従います。それぞれの制限の意味は、データ無制限eSIMのフェアユースポリシーのガイドで説明しています。ほかの渡航先も考え方は同じです。日本向けeSIMプランや、データ無制限eSIMプランをご覧ください。
旅行中のストリーミングにZyesimsを選ぶ理由
モバイルデータ通信で動画を見るつもりなら、上の日本の表がその要約です。20GBの容量固定プランなら480pで1日約1時間をカバーできますが、HDで何時間も見るなら、1日あたりの速度制限がないPremiumプラン(日本と韓国)でないと収まりません。各プランのページには、データ容量、有効期間、速度制限が購入前に記載されており、容量固定プランの多くは同じeSIMにチャージ(データ容量の追加購入)できます。
よくある質問
YouTubeはモバイルで1時間にどれくらいのデータを使いますか?
データセーバーまたは240p〜360pで1時間あたり約225〜300MB、480p(標準画質)で約560〜700MB、1080pで約3GBです。4Kは7GBを超えることがあり、StarHubの推定では1時間あたり約15GBに達することがあります。YouTubeは公式の数値を公表していないため、これらは通信事業者や動画配信サービスのデータにもとづく推定値です。
1GBのデータでYouTubeはどれくらい見られますか?
データセーバーで約3時間、480pで1.5時間近く、1080pで約20分、4Kではわずか数分です。YouTube Musicで標準(Normal)音質の音楽だけを聴くなら、1GBで15時間を大きく超えて聴けます。
YouTube Shortsは通常の動画よりデータを使いますか?
同じ画質なら、Shortsの1分あたりの通信量は通常の動画とほぼ同じです。Shortsのほうが重く感じるのは、フィードが次の動画を先読みし、スクロールをやめにくいためです。通信事業者の推定では、ショート動画フィードはデータセーバーのオン・オフによって1時間あたり約360〜840MBです。
ダウンロードしたYouTube動画を見るとモバイルデータを使いますか?
ダウンロード済みの動画を再生しても再度ストリーミングされることはないため、モバイルデータはほとんど使いません。通信量がかかるのはダウンロードそのものなので、ホテルや自宅のWi-Fiで行ってください。多くの国ではダウンロードにYouTube Premiumが必要で、ダウンロードした動画を見られる状態に保つため、アプリはときどきオンラインに接続する必要があります。
1週間の旅行でYouTubeを見るのに10GBで足りますか?
YouTubeを見る時間が1日のうちわずかなら足ります。動画をあまり見ない一般的な旅行での通信量は1日約1.3GB、1週間で約9GBです。1日1時間の480pのYouTubeを加えると約15GBになるため、20GBのプランのほうが安心です。HDでたくさん見る人には、通常、1日あたりの速度制限がないデータ無制限プランが向いています。
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